車を運転する前は、右肩が痛かったのに今ではギアチェンジする左肩が痛いです。
病院に着いて感じたことは、入院時に見ていた同じ景色が全く違ううんです!
痛みに耐えて、薬の副作用でふらふらとゆっくり一歩一歩歩いて見ていた同じ景色が目に飛び込んできて、なんとも言えない気持ちになりました。
待っている間に、8階の病棟に行って世話になった先生や看護師さん、理学療法師の方がいて挨拶出来てとても嬉しかったです!
手が動かなかった時に、食事を食べさせてくれた陽気な年配の看護師さんや、夜中に毎日ナースコールのボタンを押して痛み止の座薬を入れてくれたひと。シャワーで背中を洗ってくれた看護師さん等本当に有り難かったです。
嫌な顔ひとつせず、笑顔でやってくれました。ああいう弱くなっているときは、女性の笑顔に救われますね。夜勤の時は夕方出勤して交代なんですが、子どももいるみたいで本当に頭が下がります。
意識が戻った二日後だったか、大便したくなってベットで寝たままやるかと言われたけど、絶対にそれは嫌だったので点滴2本付けたままてを借りて何とか便器までたどり着いて事が済ませた時は嬉しかったな~(笑)!
レントゲンを撮って、回復状態はとてもいいとの事ですがやはり狭窄がひどいので、数ヶ月仕事をして仕事が安定してから手術をするという話になりました。手術に関してはウインド仲間のドクターがいて、腕のいい病院を教えてもらったのでそちらにも行ってよく考えて決めるつもりです。
終わってから、家内も一緒にファロスへ行ってジマー店長はじめ山ちゃん、サリさん他事故当日いたメンバーの方々と再会して乾杯しました!もちろんジュースで(笑)。
みんなで写真を撮れば良かったと後悔です。
山ちゃんはもうすっかり出来上がっていたけど、命の恩人とまた会えて嬉しかったな~!
山ちゃんの話で、病院にいたとき先生が家内に「延命治療はしますか?」と聞いているのを聞いたという話はまたゾッとしましたね。
現場にいた消防の方はみんな駄目だと言っていたそうです。
家内が病院で俺を見たときは、チアノーゼでどす黒くむくんで白目をむいていたそうです。
搬送されてから三時間、家内の今主人に出来る限りの事をしてくださいとの申し出に、やっとICU に入ってそこから一気に快方に向かったそうです。
そんな長時間に渡って、低酸素の状態だったのに脳に全く障害が無いんですよね。
本当に奇跡としか言いようがなく、感謝するしかありません。
あの日の記憶はまだ戻りませんが、ここまで回復しているんだから十分です。
明後日から仕事を入れてあるので、少しずつやり始めます。
仕事が出来る事に感謝して、その気持ちを忘れないようにしないといけませんね。